漫画「逃げ上手の若君」には、子供たちだけで組み立てた「逃若党」という部隊が登場します。
その中で、双剣の達人であり戦略家でもある「吹雪」ですが、物語の途中で仲間を裏切り、敵対する足利側に寝てしまいました。
そこで今回は、「吹雪」の裏切りの理由や、裏切り後の彼の行動や再登場の可能性についても探ります。
逃げ上手の若君における吹雪の意外な転向
結果として、吹雪は足利派に鞍替えし、時行を裏切ることになります。
彼はもともと時行のもとで居心地の良い良い場所を見つけましたが、足利尊氏の圧倒的な力引き寄せられてしまいます。
足利尊氏への暗殺未遂事件
イベントは京都での出会いから始まります。
北条行と楠木正成が渦中に、足利尊氏が近づくことを知り、彼を暗殺しようとします。
逃若党は協力して尊氏を孤立させ、暗殺を試みましたが、尊氏的なは超人的な動きでこれをかわし、その神秘的な力によって決められます。
この力を目の当たりにした吹雪は、尊氏の魅力に惹かれ、これが裏切りへの布石となりしました。
足利尊氏の神力体験
鎌倉の戦いから2年後、足利尊氏が再び登場し、その強大な「神力」で北条側を完全に敗北させます。
吹雪もまたその力に引き込まれます。
彼の裏切りは徐々に心が変わっていったもので、最終的に裏切る道を選びます。
その圧倒的な魅力に飲み込まれた吹雪の行動を尊重することは激しく、複雑な感情が湧き上がります。
吹雪の転身後の運命は?
時行たちを裏切り、足利方に寝返った吹雪。
足利尊氏の側近である高師直は、吹雪の力に深く惹かれている様子を見ています。
「ここまで心酔するということは、以前から甚大な影響を受けていたか、内深い心の希望があるのではないか」と推察します。
さらに、高師直は、吹雪足利学校において並外れた才能を持っていたことを思い出していました。
そこで、高師直は戦いで去った養子の後継者として吹雪を「高師冬」と見て、彼を慮って(利用して)いこうと決めたのでした。
吹雪の過去も裏切りに影響している?
ここでは、吹雪の裏切りの行動が過去に影響されているのかどうかを見ていきます。
吹雪の孤独な少年時代
吹雪の父親は足利以下級武士であり、出世が望めないことを悟りつつも、吹雪の武士としての才能を見抜いていました。
日中は足利学校で学び、帰宅後は父親から連続の間なく厳しい訓練を課されていました。
イライラ吹雪は我慢できず、父親を亡くした者にして、その極限的な状況から抜け出します。
その後、彼は孤独な日々を送り、名もなき武士の若者としての受け入れ先を探してさまよった。
親からの愛情や安全を知らない吹雪は、食べ物に異常な執着を見せ、「寒い…」とオシャレな姿が、彼の内面の空虚さを物語っていました。
足利尊氏の影響力
吹雪北条行を裏切った大きな功績の一つは、足利尊氏の強大な神力にあります。
この神力は、物理的な力だけでなく、精神的な影響も兼ねて、吹雪の忠誠心を揺さぶりました。
物語の中で、吹雪は何度も尊氏の神力に触れ、その圧倒的な迫力に引き込まれていきます。
特に、尊氏暗殺計画が失敗した際、尊氏の圧倒的なカリスマと神力は吹雪に大きな衝撃を与えました。
吹雪は自らの意志に反して、尊氏の配下として道を選ぶざるを得なかったです。
吹雪の裏切り後の展開
足利尊氏に降伏した後、吹雪は「高師冬」という新たな名前を受け入れ、高師直家臣となり、足利家での活動を開始します。
彼は物語の第146話「再会1338」にて、敵として再登場しました。
再登場した際には、時行への忠誠心に完全に捨てられ、悪しき力に完全に支配された姿が描かれています。
かつての仲間である「時行」、「狐次郎」、「亜也子」を本気で殺そうと試みる吹雪の姿は、彼の裏切りが決断的なものであることを示している。
吹雪の裏切りは史実にある?
吹雪というキャラクターは、南北朝時代の実在人物ではなく、『逃げ上手の若君』のオリジナルキャラクターです。
したがって、吹雪に裏切られたという事実は歴史的には存在しません。
しかし、彼が正義なことになった「高師冬」という人物は、いつまでも朝時代に存在した将軍です。
高師冬は足利尊氏の側近として、北畠顕家やその父・北畠親房の打倒に貢献し、関東平定にも大きな役割を果たしました。
彼は1351年の「観応の擾乱」で黙った後、自害することで足利尊氏への忠誠を全面的に伝えられています。
逃げ上手の若君の吹雪の裏切りと転向!そして高師冬との関連性を徹底解説!
今回は、逃げ上手の若君の吹雪の裏切りについて解説しました
吹雪と時行の間の深い信頼関係とはいえ、吹雪が裏切るという事実には驚きですね。
ですが、彼が抗いがたい力に引き寄せられた結果となってしまいました。
吹雪の裏切りや過去をさかのぼっていくと、何とも言えない気持ちになってしまいますね。
今後もますます、逃げ上手の若君から目が離せませんね。